マグネシウムには便を柔らかくする働きがあります。酸化マグネシウムや水酸化マグネシウムを使った便秘薬があり、これらの便秘薬はマグネシウムの働きで便に水分を引き込み、便が膨張することで腸を刺激して働きを活発にしたり、便を柔らかくすることで排便しやすくしたりする働きがあります。食品からマグネシウムを摂取しても、便を柔らかくする働きが期待できます。
腸内環境をよくするためには、毎日スッキリと出ていることが大切です。私は便がコロコロと固いことがあるので、便を柔らかくしてみようと思い、マグネシウムが多い食品を意識して食べてみることにしました。
マグネシウムが多い食品は、ひじき、アーモンド、ピュアココア、ゴマ、大豆などです。これらの食品は同時に食物繊維も多く含んでいるので、食物繊維による腸内環境改善も期待できます。
ひじきは特に好きで、子どものころからひじきの煮物は喜んで食べていました。煮物もおいしいですが塩分が気になるので、白和え、炊き込みご飯、ニンジンサラダ、豆腐ハンバーグ、卵焼きなど、いろいろな料理にして食べています。
アーモンドはおやつに食べることが多いです。塩分とカロリーが気になるので、塩や油を使っていない素焼きのものです。
ココアは小腹が空いたときに飲んでいます。
ゴマはご飯にもおかずにも、いろいろな料理にかけて摂取できます。固い殻に覆われていて消化に悪いので、すりおろしたものを活用しています。
大豆は納豆や豆腐などの製品で摂ることが多いです。調理要らずで食べられるので、料理が面倒なときや時間がないときに助かっています。
こういったものを意識してたくさん食べるようにしたことで、少しだけ便通がよくなったように思います。それだけでなく、イライラが減少しました。マグネシウムには精神を安定させる働きもあるそうです。
便通がよくなっただけでなく、料理はおいしいし、イライラが減って、マグネシウムが多い食品の摂取でうれしい変化を得ることができました。