最近、腸活という言葉をよく耳にするようになり、いろんな腸活の方法がネット上にあふれています。ラドン浴が美容に良いとか特に健康に関することを検索するのが好きです。私自身も便秘体質ということもあり、腸活に興味を持つようになりました。しかし、いろんな情報がありすぎて、片っ端から腸にいいとされることをしても、結局どれが自分に合っているのか分からず、断念してしまうことが多々ありました。そんな時に出会ったのがアーユルヴェーダの舌ケア方法です。最初この情報を聞いた時、舌磨きが腸にどう関係するのか不思議義に思いました。まず、アーユルヴェーダとは世界最古といわれるインドの伝統医学で、舌に着く苔はアーマと呼ばれ、老廃物や未消化物などが体の中に残留することで、睡眠中に舌の表面に現れるといわれています。その舌苔を掃除することで悪い腸内細菌を減らし、良い腸内環境を作れると言うのです。少し疑いもありましたが試しに、ネットショップでインド式の舌磨き(銅製タングスクレーパー)を購入し毎朝試してみました。まず、1日目から舌磨きの良さを実感しました。舌磨きをする前の普段の舌の状態は、白い苔がびっしりついている状態でした。舌が白いのは胃腸が弱っていたり、全身の血液のめぐりが悪いときに現れるそうで、私の体の状態とリンクしていることに気付きました。舌を磨いてみると白い苔がスッと取れ、水で口をサッとゆすぐと口の中のネバつきが取れさっぱりするのが感じられました。舌磨きをした後は白湯をゆっくりと飲みます。腸内に刺激を加えて腸の動きを促したり、体を温めることで内臓機能や血液の循環のアップが期待出来るそうです。そうすると、お腹がぐるぐると動き出すのが感じられます。これをしばらく続けてみると、舌苔の状態も良くなり、普段出ることの無かった朝に便が出るようになりました。そのせいか、張っていて苦しかったお腹も少し楽になってきました。毎朝の習慣にすることで今日の自分の体の状態までチェック出来るので、腸活以上にメリットがあると感じています。